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こんばんは、和井です。
今日のガリレオ見逃したーー!!ぐあっはああぁぁぁぁ。
見ていた家人曰く「トリックは原作通りだった」そうなのですが・・・。
ビデオにとっといてくれても、と言ったらママンはビデオのとり方が解らないことが判明。ちょ、おまー!
それで毎回私にとっといてくんね?とか言ってたのか。


風邪はすっかり良くなりました・・・・・・とは行かないんですが・・・・喘息なので・・・・でも普通に生活出来るようになりましたー。
よかった。



さて、止まっていましたが、ラスト、100冊!
最後までよろしくお付き合いくださいませ。



91・武田百合子「富士日記」
富士日記〈上〉 (中公文庫)富士日記〈中〉 (中公文庫)富士日記〈上〉 (中公文庫)
この方は本当に・・・・天衣無縫で無邪気で、でも女性で母で。すごいなあ、って思っちゃうんですよ。
他にも色々書いてらっしゃいますが、富士山麓に別荘を構えて夫である泰淳氏を看取るまでの日々を書いた本当の日記であるこれが一番好きです。娘である写真家の武田花さんもそうですが武田一家は本当に才能に恵まれてたなって言うのと、その才能を見出した文豪武田泰淳は凄かったんだなってってつくづく思いました。

92・ヴァージニア・ウルフ「オーランドー」
オーランドー (ちくま文庫)
ヴァージニア・ウルフと言えばイギリスの文豪にしてウーマン・リブ小説の走りみたいに言われてますが、私は結構そうでもなくウルフ作品として凄く好きです。
「灯台へ」「ある伝記」などのマジメ(?)な小説群も好きですがやっぱり一番好きなのはこれ!
オーランドーという架空の人物の一代記を悪ふざけと皮肉たっぷりに仕上げた非常にイギリス的な作品であり、ウルフの茶目っ気が生きてます。
オーランドーという才能と金と地位に溢れた美青年がある日ある事件を切っ掛けに女になっちゃってでもそれも結構楽しんじゃってみたいな。
オーランドーの肖像画とかまで作って入れちゃったりとにかく読んでみて!見たいな。

93・レイモンド・カーヴァー「カーヴァーズ・ダズン」
Carver's dozen―レイモンド・カーヴァー傑作選
アメリカ現代小説に於いてブルーカラー小説を確立したレイモンド・カーヴァーの作品は皆好きですが、しかし全部が好きすぎて大変なのでカーヴァーの12(カーヴァー’ズ・ダズン)をあつめたコレを。
カーヴァーの作品はどうしようもない人々がどうしようもなくどうしようもない立場に立たされているのが多いのだけれど、でもカーヴァーはそれを肯定も否定もしないで見ている。
この中では「ダンスしないか?」「ささやかだけれど、役に立つこと」が好きです。

94・永井荷風「墨東綺譚」
〓東(ぼくとう)綺譚 (岩波文庫)
字が出ねえー!!
永井荷風が廃れる日が来るなんて思っていなかったけどまさかここまで廃れているなんてびっくりだ。
「断腸邸日乗」があまりにも有名だけれど、この過ぎゆく日々と身を売る女性たちとを描いた短い小説が、大好きなんです。
新藤兼人の映画も良かったですよ。ぜひぜひ、併せてご一見を。

95・A・デュマ「ダルタニャン物語」
ダルタニャン物語〈第1巻〉友を選ばば三銃士
復刊おめでとー!!
ほんっと、物語の原点って気がする。
全11巻+外伝、頑張って読んでみてください時間があるときに。
でも長い、って気がしないんですよね、一気読みしちゃう。
映画「ナインスゲート」の原作「呪いのデュマ倶楽部」(映画とは完全に別物)もすごく面白かったけど、デュマを知っていればこそもっともっと面白かったし。ちなみにこちらも文庫で出てるらしいのでお勧め。

96・ジャック・フィニイ「ゲイルズバーグの春を愛す」
ゲイルズバーグの春を愛す ハヤカワ文庫 FT 26
ジャック・フィニイ 福島 正実
4150200262

いやもう、私フィニイは大好きで大好きで。
それにしようか散々悩んだんですけどこれで。何遍読んだか分からない。もう文庫本ボロボロ。
J・フィニイのノスタルジア、突飛な面白さやオチは最高で。
特に表題作は本当に、短い話だけれど感動しました。

97・グレッグ・イーガン「祈りの海」
祈りの海 (ハヤカワ文庫SF)
イーガンは最近は「宇宙消失」「万物理論」などのガッチガチなハードSFを書いていますが私はこちらの短編集も好きなのです。
全編に、「存在とは何か」を問いかける、そんな短編集です。

98・大槻ケンヂ「新興宗教オモイデ教」
新興宗教オモイデ教 (角川文庫)
新興宗教オモイデ教 (角川文庫)
オーケンはエッセイとか有名だけれどライトノベル作家のバイブルとして隠れて有名なのがこれです。もうずいぶん前の話なんだよなあ…。あ、世代の隔絶が。
オーケンのエッセイや青春小説も好きだけどエグイファンタジーっぽい小説も好きです。

99・滝本竜彦「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」
ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ (角川文庫)
オーケンが来たのでこれも。
私はとても好きなんだこれが。人間には生涯一冊しか書けないものってのがあるけれど、滝本竜彦にとってはこれがそうなんだと思う。
人間だれもが抱えるものを「チェーンソー男」に置き換えて、続いていくものを書いてる気がします。
中二病、大いに結構じゃありませんか。中二病にもなれなくて若くして死んでいった友人やあまりに人生ハードすぎてなれなくてそりゃもう大変な友人見てるとほんとそう思う。
しかしこれ、年明け映画化だそうですがどうなんだろマジ。いや、みるけどさ。

99・酒見賢一「後宮小説」
後宮小説 (新潮文庫)

これまた有名ですよねえ。アニメ「雲のように風のように」の原作でもありますがアニメの原作にはどーよ的内容なので(後宮の目的は基本子作りですから)アニメとはずいぶん違っていました(アタリマエ)。
広葉人気ですよねえ。私はセシャーミンも好きなんですけど。
酒見さんの中国小説はすごく好き。緻密な調査に基づくしっかりした土台に酒見さんの筆力が合わさって素晴らしいと思う。「墨攻」「周公旦」「陋巷に在り」などなど・・・・・。どれもお勧めです。

100・中勘助「銀の匙」
銀の匙 (岩波文庫)
中勘助の少年時代を描いた半生記、みたいな。
本当に素晴らしい。これほどまでに透明な筆で書けるものがあるのかって思った。追憶というものを美しいと思ったのはこれが初めてだったりする。
とにかく私がわやくちゃ言うより読むが勝ちです。短いし。



さてさて、これで一応和井の100冊も終了でございます。
お付き合いくださり、本当にありがとうございました!!!
コメント下さった方、拍手ボタン押して下さった方、背中押してくださった皆々様。本当に感謝いたします。
そしてこれからも私の乱読は続きますー。




今日の一曲:Paradise Lunch「Gun’s&Roses」
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こんばんは和井です。
明日から一泊で実家に帰るママンがぴらっとメモ帳を手にして言いました。
「片づけしてたらこんなん出てきたんだけども。なにこの6号館Cゾーンの何番とか3号館の何番とかって」

・・・・・・・・ギャーーーーース!!!!

それは来週のインテックス大阪のお目当てサークルさんのメモ!
PCの前に置いといた私が悪いけど!
っていうかもうオタクバレしてるけどそこまではちょっと……!!
「文學界」を愛読する文学一家な我が家にとって(祖母が北原白秋の弟子で大叔父が斉藤茂吉の弟子という…)ウチでは同人誌というと「白樺」とか「アララギ」とか「明星」とか「林間」とか「宇宙塵」のことであり、ヤツは同人誌即売会をそういうのの集まりだと未だに誤解しているのです!
どこのリアル絶望先生だ。



では、そんな危機も乗り越え(乗り越えて無いけど)100冊9回目に行きたいと思います。
今回は古今東西ミステリー編。

81・アガサ・クリスティ「火曜クラブ」
火曜クラブ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
和井は海外ミステリーはアガサ・クリスティから入って、ミス・マープルシリーズは全部持ってるんですよー。
こてはミス・マープル登場編の短編集。リアル『エマ』っぽい世界やら会話やマープル自身の魅力がたまらん。
クリスティは他のミステリーの中でも理屈っぽさがなくてストーリーと会話の妙がいいです。
最近はクリスティ文庫になっちゃって、昔のハヤカワ文庫のが好きだったんですけどね。さびしい。

82・エラリイ・クイーン「九尾の猫」
九尾の猫 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-18)
クリスティに並ぶ本格推理の雄。
読者に挑戦とか始めにやった人。ですが、これは割とストーリーモノとしても読みやすいです。
九尾ってったらキツネだろ!とか日本人なら思うよなあ(笑)。

83・コナン・ドイル「バスカビル家の犬」
バスカビル家の犬  シャーロック=ホームズ全集 (3)
一気に百年ほど下がってやっぱこれだろ。S・ホームズ!
訳も出版社もいろいろあるけど、私が読んだのはホームズ全集バージョン。
200年近く前のものなので何分にも「これはねえだろ……」っぽいのも無きにしも非ずですがそこもまた楽しいので。

84・R・L・スティーヴンスン「ジーキル博士とハイド氏」
ジーキル博士とハイド氏 (新潮文庫)
これはミステリーなのかSFなのか。
まあ、超有名だから皆さん一度は読んでいらっしゃると思うんですけども。
法廷での発言や手紙やハイド化したジーキルの様子とか、普通にエンタメですよね。面白いです。
短いので時間つぶしにも最適。

85・江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」
江戸川乱歩全集 第1巻 屋根裏の散歩者 (光文社文庫)
江戸川乱歩はどれも好きであのはちゃめちゃさも含めてすげえって思うんですが、現在手に入りやすさと丁寧な解説や当時の後書きも全部入ってるって事で光文社文庫版がおすすめ。
特にこれは『人間椅子』や『D坂の殺人事件』とか初期の名作入ってますので。
いきなり『芋虫』や『蟲』や『陰獣』はおすすめ出来ません。ちょっと微に入り細に穿ち過ぎてて初心者はきついのではないかと…。

86・横溝正史「真珠郎」
真珠郎―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫)
真珠郎―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫)

春陽堂のはもうないのかな・・・・あのおっどろおどろしい、いかにも装丁、好きなんですが。
横溝は編集者時代に乱歩先生がしょっ引かれたり検閲に引っかかったりしてるころからのお付き合いで仲良かったそうです。
横溝作品といえば美男美女が沢山出てきて不幸ですがこれは横溝正史お得意の、山の中の閉鎖空間で美形が沢山。
真珠郎だの薔薇子だの、名前のセンスがすごくねえ?

87・小栗虫太郎「黒死館殺人事件」
黒死館殺人事件 (河出文庫 お 18-1)
とりあえず小栗作品でもこれはまだ絶版になってないようで良かった。
桃源社のとか、もう絶版だし。
私は好きですが凄い好き嫌い分かれるかも。
凝りまくって薀蓄が沢山だと京極っぽいって思われるかもしれませんがノー!これはそんな生易しいもんじゃないぜ!
でも法水や自動少女人形ちゃんとか好きなんで問題ナッシング。

88・夢野久作「少女地獄」
少女地獄 (角川文庫)
先日もちょろっと書きましたね。コレ。
夢野久作の中ではとっつきやすいと思います。
少女による殺人の3つの話。
虚言癖で不明のまま自殺する看護婦、イジメ(ですよねあれは)を告発すべく焼死体になる陸上選手、バスの運転手を殺人鬼だと思い込んで連鎖する殺人を犯すバスの女車掌(当時はバスの中で切符買って切ってもらって乗ってたんですよ)。
伝聞形だったり新聞記事だったり手紙だったり、書き方も凝ってます。
いいわあ、コレ。っていうかコレ推理小説なのか悩んだけど「ドクラ・マグラ」も紀伊国屋の推理小説コーナーに置いてあったから良しとしよう。

89・ジェフリー・ディーヴァー「リンカーン・ライムシリーズ」
ボーン・コレクター〈上〉 (文春文庫)ボーン・コレクター〈下〉 (文春文庫)
どんどん魔界へ行っちゃうとヤバいので方向修正ッ!
これ、映画にもなりましたよねー。面白くなかったけど映画。
原作は面白いですよ!新シリーズを今か今かと期待してしまいますよ!
事故で首から下が動かない敏腕科学捜査官、リンカーン・ライムが捜査を依頼されて女性警官のアメリア・サックスが彼の手足となって犯人を追い詰めるんですがその辺は「リモート」みたいだけど流石アメリカっていうか。
サックスとライムの恋愛展開も読めないんだ。
細かくて、でもアクションもあって目の離せないジョットコースター・ストーリー。ものごっつい分厚いけど一気に読んじゃいますよ。

90・泡坂妻夫「亜愛一郎シリーズ」
亜愛一郎の狼狽 (創元推理文庫)
亜愛一郎の狼狽 (創元推理文庫)
亜愛一郎の転倒 (創元推理文庫)亜愛一郎の逃亡 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
戻ってきて日本の本格派で〆ます!
私実は所謂「新本格」っていまいちなんですよねえ。
変わり者で気弱でとぼけたカメラマン(でも超絶美形)な亜愛一郎が活躍する三部作。
短編シリーズなんですが、着眼点とかオチとか、めっちゃ面白いんですよ!どの話も好きだなー。でも古民家が一夜で消えた謎の話が好きかも。
でも色々書くとネタバレになりそうで怖い…だってこういうのはネタが命ですからね。
とりあえず読め!って感じで。


今日の一曲:東京事変「透明人間」

こんばんは、和井です。


止まってた100冊、続きいきます!
今回はSF編。

71・アイザック・アシモフ「われはロボット」
われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)ロボットの時代 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)
やっぱ概念とか古いけど最高傑作だと思う。
続編の「ロボットの時代」も好き。
創元文庫版「私はロボット」、角川文庫版「アイ・ロボット」とかありますがやっぱ早川版が一番好きなんです。

72・カート・ヴォネガット・ジュニア「猫のゆりかご」
猫のゆりかご (ハヤカワ文庫 SF 353)
カート・ヴォネガット・ジュニアの作品はSFというカテゴリにありながら風刺小説風な意味合いが大きいのでハードSFのファンの人には受けが悪いかもしれません。和井はかなり好き。
どれにしようか迷ったのですが、一番最初に読んでハマった「猫のゆりかご」を。
猫のゆりかごとは、歌いながらやるアメリカ版あやとりみたいなの。「そこにあるけどどこにもない」みたいな。
変な話ですが、原水爆についての問題が高まってる現在、もっかい読んでみてもいい感じの小説。
しかし、基本はユーモアです。ブラックな。原爆とかインチキ宗教とか謎の物質「アイス・ナイン」とか、案外こんな感じで人間って滅びるんじゃね?みたいな黒さがたまりません。三十年近く前の小説とは思えない新しさ。

73・アーサー・C・クラーク「地球幼年期の終わり」
地球幼年期の終わり (創元推理文庫)
アーサー・C・クラークの大傑作。
オーバーロードという存在にかなりハマった覚えが。
画像がないので創元文庫版ですが、ハヤカワ文庫版のほうが訳がいいかな…。
人間にとって何が平和で何が完成形なのか、を突き詰めた黙示録的なSF。
もうひとつの存在とか聖書との併せ方とかめちゃ上手いと思う。
と言いながら結構シンプルなストーリーで読みやすいのでおすすめ。

74・ハーラン・エリスン「世界の中心で愛を叫んだけもの」
世界の中心で愛を叫んだけもの (ハヤカワ文庫 SF エ 4-1)
私にとってセカチューといえばこれです!!なニューウェーブSFの白眉。短編集で、モノ自体は物凄く短い。
無差別殺戮犯と宇宙規模なパンドラの箱の話。
何気にヤバ目な話が多い70年代風ですが、今読んでこそ新しいと思う。かなり好き嫌い分かれそうですけど。っていうか微妙に落ち込みそうですけど。

75・ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア「たったひとつの冴えたやりかた」
たったひとつの冴えたやりかた (ハヤカワ文庫SF)
最近「輝くもの天より堕ち」が出版されて非常に嬉しいティプトリーの短篇。
ですが、中では一応地球人と異星人(異文化同士)がどうやったら生きていけるか見たいな話の連作集の体裁をとっています。
普通に感動したらいいと思う。宇宙人と異星人だって日本人と外国人だって変わりゃしねえ。相互理解って大事だ。

76・グレッグ・ベア「ブラッド・ミュージック」
ブラッド・ミュージック
ブラッド・ミュージック

パラサイトイヴとかその辺に近い感じのパニック小説っぽいSF。
ですが、崩壊がひとつの進化系って言う視点がちょっと違う。
前半めっちゃムカついたり、中盤ちょっと食事中に読まないほうが良かったり(えー)しますがかなり深遠なテーマだと思います。
グレッグ・ベアの他のハードSFもかなり好きです。

77・フィリップ・K・ディック「ユービック」
ユービック (ハヤカワ文庫 SF 314)
ディックの悪夢的・異界っぽいSFが好きで、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」があまりにも有名ですが(でもアイ・ロボットとおんなじで映画「ブレードランナー」とは別物)、私的には「高い城の男」とか「地図にない町」とかが好きです。
その中で長編ではこれが一番好きかな。割と悪夢っぽさとドキワクが上手くまとまってて読みやすいです。

78・ジーン・ウルフ「ケルベロス第五の首」
ケルベロス第五の首 (未来の文学)
SFっていうのか・・・・・・SFですが非常に観念的で難解ですが読めば読むほど味が出るというかとにかく読み込みたいというか。
双子惑星の、「あるはず」の文明、「あったはず」の文明のかけらを紡ぎだすアイデンティティの三つの物語。
傑作だと思います。

79・光瀬龍「百億の昼と千億の夜」
百億の昼と千億の夜
百億の昼と千億の夜

日本のSFにもふれなくては。
漫画にもなりましたので知ってる人も多いのでは。
しかし・・・・・・・マジでわかんなくて何回も読んだ。
宗教とSFを絡めて創世記っぽく描いた国内SFだと「陰陽師」で有名な夢枕獏の「上弦の月を喰べる獅子」もかもしれない。
とにかく阿修羅に凄い萌えた(えー)。

80・神林長平「火星三部作」
あなたの魂に安らぎあれ (ハヤカワ文庫JA)
あなたの魂に安らぎあれ (ハヤカワ文庫JA)
帝王の殻
帝王の殻

膚の下 (上) (ハヤカワ文庫 JA (881))膚の下 (下)
私神林長平の大ファンなんですけど、このかた、ほんとに物凄くマジな話とはっちゃけた話の差が激しいんですよね(笑)。
有名所では「戦闘妖精雪風」とかなのかも知れませんが(っていうか大好きですが)あえて火星三部作を。
刊行&読む順では上記のままですが、作内では「膚の下」→「帝王の殻」→「あなたの魂の安らぎあれ」の順です。それぞれ独立で読んでも大丈夫。
とにかく、「膚の下」はめちゃくちゃ深いので、これだけでもおすすめ。



今日の一曲:スガシカオ「ストーリー」
さーさーのーはーさーらさらー。
思いっきり曇ってます。
こんばんは和井ですー。

もう100冊も後3回。
今回も最後までよろしくお付き合いくださいませ。



61・マヌエル・ムヒカ・ライネス「七悪魔の旅」
七悪魔の旅
ムヒカ・ライネスの最晩年の作品は思いっきり脱力するユーモア小説でした。
アルゼンチンでは悪魔の人間に勝てないのかー。
最近は人間のせいで地獄も力なくなってヤバいからおまえら頑張って人間堕落させて来いと言われて人間界に来た七大悪魔が時を越え場所を越え、あらゆる有名な場所や人物に会っては何気に悪魔より人間のほうがタチ悪い話。
オチも面白い。
悪魔がまたいいんだこれが。和井はアスモデウスとルシファーとベルフェゴールが好きです。特にいっつも寝てる怠惰の女悪魔ベルフェゴールは何もしないのにトラブルメーカーという絶妙なキャラがイイっす。

62・フリオ・リャマサーレス「黄色い雨」
黄色い雨
すっごいツボだったスペインの作家。
死と喪失についてを廃村となった村の最後の一人の目から散文形式で語られる。
悲しみとか、そういうのじゃなくて、「なくなること、なくなっていくこと、虚無」についての小説だと思う。大傑作なのでぜひともリャマサーレスの「狼たちの月」も翻訳して頂きたいものです。

63・ボルヘ・ルイス・ボルヘス「伝奇集」
伝奇集 (岩波文庫)
ボルヘスはみんな凄く好きで特に本業の方の詩も好きなのですけども、やはり「円環の廃墟」「バベルの図書館」のインパクトでコレを選びました。
特に「バベルの図書館」はコンピューターが日常的に身近にある現在の状態では凄く面白いイマジネーションだと思うのですよ。
日本文学の歴々も「バベルの図書館」のオマージュとイメージ化については色々挑戦なさってますが未だコレを超えていないって言うのが凄いなあと。

64・ホルヘ・マリオ・ペドロ・バルガス・リョサ「緑の家」
緑の家
緑の家

大河小説の形態をとりながらも、時間・場所・人物を越える同時進行形式の小説の最初だと思うんですよ。
最近は普通にありますけど。
でも隅々まで理路整然としてるんで読みやすいんですよね。

65・ガブリエル・ガルシア=マルケス「百年の孤独」
百年の孤独
和井はガルシア=マルケス激ラブなんですよ!
特に新潮社で最近ガルシア=マルケスのを新装で刊行してるんで昔のも結構読めて嬉しい限りですよ高いけど。
やっぱこれはガルシア=マルケス的集大成な気がします。
ラテンアメリカ文学には全体的に言えますが現実=超現実的なところがあるのですがガルシア=マルケスは顕著ですね。
しかしコロンビアの環境そのものが日本から見ると超現実っぽい所がありますのでそれもあるかも。

66・ウンベルト・エーコ「薔薇の名前」
薔薇の名前〈上〉薔薇の名前〈下〉
えーと、いっぺん「フーコーの振り子」で挫折しかけたんですが。
でもいっぺん読んで損はない小説ですねこれは。
「薔薇の名前」も「フーコーの振り子」も一応ミステリーなんですよね。
ですが事件の本筋より知識とか歴史とかどんどん入ってくるんでどっちかって言うとそういう小説だと思わないと読めない…ちゅうか読みたいんだけどな…でも面白かったです。

67・イタロ・カルヴィーノ「宿命の交わる城」
宿命の交わる城 (河出文庫)
イタロ・カルヴィーノの小説は存在=不在、現実=超現実、フィクション=メタフィクションといったようなシュールレアリズムの形態っぽい感じがとても好きです。
みんな好き。
某ダンテだの某ウンベルト・エーコだののせいでイタリア文学=難解と言う偏見で固まってしまっていて読むのに時間がかかったのが勿体無い。
や、カルヴィーノも難解と言えば難解なんだけども、理解するって言うよりは吸収するって言った方が近い感覚的な小説群なんで読みやすいんだな。

68・ヨハン・ウォルフガング・ゲーテ「ファウスト」]
ファウスト〈第1部〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)ファウスト〈第2部〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)
私が持ってるのは新潮文庫版なんだけども、あっちはどうも絶版ぽいですね。
有名ですね。名セリフもいっぱいあるし、いっぺん読んでて損はないと思う。
なにぶんとても古いので冗長だし長いけど、実は起承転結がはっきりしてるんで読みやすいんですよー。暇なときに読むのにおすすめ。

69・フリードリヒ・ニーチェ「ツァラトゥストラかく語りき」
ツァラトストラかく語りき 上 (1) (新潮文庫 ニ 1-1)ツァラトストラかく語りき (下巻) (新潮文庫)

最近は新訳で読みやすくしたものもあるっぽいですが、私は絶対に!旧訳派です。
酷く読めないということもないと思うんだ。つか大学出てコレ読めなかったらヤバいだろうに(笑)。
ニーチェの中でも語り調でセリフおおいんで結構読みやすいんですよコレ。
私は普通に好きだなー。

70・エドガー・アラン・ポオ「ポオ全集」
ポオ小説全集 3 (3)
ポオ小説全集 3 (3)

和井は有名どころよりも「赤死病の仮面」「妖精の島」「ウィリアム・ウィルソン」とかの幻想系が好きだなあ。
ポオはなんちゅうか、原型。って感じがします。

+α・アントン・P・チェーホフ「桜の園」
桜の園 (岩波文庫)

さてさてラストはぐるっとまわってロシアまでやってまいりましたよ!(笑)。
チェーホフは短篇とか好きで、「犬を連れた奥さん」とかあと「かもめ」とか好きなんですけど、有名どころでコレ。
時の経ちかたってのをこういう風に描けるのはチェーホフしかいないんだろうなあ、って思います。

追記:よく見たら同じ番号が2つあると言うポカミスをしていて11冊になってましたorz
ので、書き直ししましたすいません!
しかしどれも好きなので、最後のチェーホフは番外と言う事で残しました。
和井八凪の101冊になる予定(…)。



今日の一曲:DOES「修羅」
和井ですこんばんはー。

100冊ももう折りかえし地点を過ぎましたねー。
結構さっさと行っちゃうもんですねー。

今回は児童小説・ジュブナイルですー。
では今回も最後までお付き合いくださいませ。



51・ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 「大魔法使いクレストマンシーシリーズ」
魔女と暮らせば―大魔法使いクレストマンシー
D・W・ジョーンズはみんな好きなんでどれにしようか迷うんですけど、やっぱり一番最初にハマったのがクレストマンシーでしたので。
D・W・ジョーンズ作品はキャラがみんな凄くて濃いしラブです。
クレストマンシーも世界の監視者みたいな立ち位置の大魔法使いなのに本人が萌えまくりだー!!
思わずクレストマンシーを呼び出したくなる(えー)。

52・C・S・ルイス「ナルニア国物語」
ライオンと魔女 (カラー版 ナルニア国物語)
和井八凪人生初の徹夜読みした本。
大好きだー!未だに大好きだー!!
思わず両手を前に出して「アスランアスランアスラン」と唱えたくなる(えー)。
マラカンドラ・ペレカンドラ・サルカンドラ三部作くらいになると神学者としてのルイスが出すぎて読みづらくなっちゃうんですがナルニアに小学校の頃に出会えたのはかなり幸せだったような気がします。

53・O・R・メリング「ドルイドシリーズ」
妖精王の月
アイルランド民話を下敷きにしたシリーズなんですが、恋あり冒険あり人情劇あり、とにかく大好き。
何気にカッコイイ男性がいっぱい出てくるので女性の夢っぽいところもありますねー(笑)。
アイルランドの伝説はわりと日本人には馴染みが薄いんですけど、これはそういうことに気にないで読めるシリーズ。

54・ジョージ・マクドナルド「ファンタステス」
ファンタステス―成年男女のための妖精物語 (ちくま文庫)
ジョージ・マクドナルドと言えば「北風のうしろの国」「リリス」が有名ですが、この美しさと端整さで私はこれが好きー。
「成年男女のための」て書いてありますが私は子供が読んでも全然オッケーだと思うんですけど。

55・荻原規子「勾玉三部作」
空色勾玉 (トクマ・ノベルズ EDGE)
ノベルズ版も出て手に入れやすくなったように感じるのですが、とにかく否定要素が思いつかねえんだなー。
これはもう、子供の頃に読んでワクドキするもよし、少女時代に読んで恋愛要素に萌えるもよし、大人になって読んで深読みするもよし。
外伝「風神秘抄」もおすすめです。

56・長野まゆみ「天体議会」
天体議会(プラネット・ブルー)
天体議会(プラネット・ブルー)

初期の長野まゆみの鉱石や天体や少年やちょっと現実離れした不思議世界が好きでした。
いまでも河出書房新社から出てる文庫のシリーズ持ってます。
このシリーズは装丁も綺麗で素敵。
最近はもう、ほもとかほもとか幽霊とかなかなかにエグくて生々しくて読めないんですけど…。

57・谷川流「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズ
涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)
超有名作品だしあまり紹介するところも無いかなー。
ちょっと昔のラノベと言われていなくて「ジュブナイル小説」と言われていた頃の匂いがして、萌えばっかりクローズアップされてるけどちゃんとSFしてるところとか、好き。

58・上遠野浩平「ブギーポップシリーズ」
ブギーポップは笑わない
何気に好きなシリーズ。これもジャンルとしちゃSF…?
っていうかまだ続いてるのがすげー!!
上遠野作品は全部リンクしてるどころか全ての作品が全ての作品の外伝的要素があるので何となく全部読んでます。

59・野梨原花南「ちょーシリーズ」
ちょー美女と野獣 (コバルト文庫)
ちょーってあるけど結構物語は進むほどシリアスです(笑)。
大団円を迎えたですが、外伝的シリーズがまた始まってみたいでたのしみ。

60・あざの耕平「Dクラッカーズシリーズ」
Dクラッカーズ 1 (1) (富士見ファンタジア文庫 96-21)
「BBB」で有名なあざの耕平ですが実はこれのが好き。
ちょっとパンクでダークな感じの世界観とか見えてる世界の差とかそういうのがいいなー、と。
まあ、ちゅうか景くんが好きですよー。
最近新装版がまたでてるそうで嬉しい事この上ない。



今日の一曲:Aqua Timez「しおり」
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