上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
こんばんはー。
わんこの勘ちーがほとんど目が見えていないことが判明し、まあ、光とか嗅覚狩猟犬特有の鼻とか耳とか、こちらがフォローすればだいじょうぶでしょ、って言われてちょっと落ち込んだ和井です。
大事にするけど!!
コイツ、関節も猫か!ちゅうくらいに、くにゃくにゃなんだよね・・・・・・。


久し振りの本レビューですー。


『太陽が死んだ夜』――――月原渉
太陽が死んだ夜
鮎川哲也賞受賞のミステリー。
ニュージーランドの全寮制女学校での少女の冒険、というめちゃツボい設定がまず惹かれました。
主人公の少女、ジュリアンとバーニィ。
ジュリアンは嫌々ながら、厳格なキリスト教の全寮制学校に入れられるが、そこで出会ったは祖母の手記と、祖母の関わった60年前の謎。
彼女たちがまたいいのです。
謎解きに関わることになる謎の日本人少女、ベル(勿論本名ではありませんが)も良い雰囲気出してます。
謎解き、ミステリーとしては弱いですが、年頃の少女たちだけの閉鎖された空間と殺人、60年前の日本人捕虜など、魅力的なパーツが次々と出てくるので、最後まで読ませます。
かなりツボったかもです。
そして、この本のテーマである、第二次大戦後のニュージーランドでの日本人捕虜虐殺事件。
寡聞ながら、私そういう事件があったことも知りませんでした。
勉強になります。

『世界が終わる灯』――――月原渉
世界が終わる灯
『太陽が死んだ夜』の続編。
ジュリアンとバーニィは冬の休暇を利用して豪華寝台列車に乗る。
その寝台特急で起こった密室殺人と首無し死体。
走行中の電車で消えた犯人と犠牲者の首はどこへ?
またも凄くキャラクターが良かった。今度はバーニィの家族の秘密について。
前作にちゃんと伏線あったんですね・・・・・・気が付かなかった・・・・・・・。
”世界が終わる灯”は文字通りの意味。いまの日本にも他人事じゃないです。
そして、前作にも登場したある人物の詩と、彼女に関わる謎の探偵役の青年も良かったです。
シリーズ化するのかな・・・・?
このシリーズ読んでて普通に勉強になりますな。

『夢違』―――――恩田陸
夢違
恩田陸の新刊ー。楽しみにしてたんですよね。
パンチは少し弱かったかなー。途中も腕結構ゾクゾクさせてくれたので、オチはもっと壮大にしても良かったかも。
あと、もう少し複線を丁寧に回収して欲しかった。
恩田作品には珍しい、ハッピーエンドでした。
これがハッピーエンドなのかはおいといてー。
近未来、夢を映像化できる”夢札”と解析機器”獏”が開発された未来。
夢を解析する専門の機関があり、夢判断をする人間たちがいる。
そんな未来で、子供たちの集団昏倒事件が日本各地で発生し、原因解明のため、夢判断にゆだねられる・・・・・・。
鍵を握るのは死んだ(と思われている)予知夢を見る女、結衣子。
彼女の影と、神隠し、集団昏倒事件・・・・・・・。

しかしね、夢のモチーフがいちいち怖いのー!マジで!
しばらくドビュッシー聴きたくない・・・・・、好きだけど・・・・・。
何分、夢がテーマなので、イメージが鍵を握るんですよね・・・・。
中に出てくる吉野山の桜、私こないだ見に行ったって・・・・・。
私も結構リアルで変な夢をがつがつ見るタイプなので、この押し迫るイメージ群、かーなーりー、怖かったです。
この、集団無意識と夢、現実に浸食するイメージ、みたいなのはくるもんがありました。



今日の一曲:クロード・ドビュッシー「月の光」
Secret

TrackBackURL
→http://kazuix.blog17.fc2.com/tb.php/1132-4c527802
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。