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和井にゃす。こんばんわー。

今日は雨でしたが図書館の返却日であったので傘をさしていつもならバスに乗る道のりをのんびりと歩きました。
歩くのが好きな私は途中で雨が上がったので散歩に切り替え、ゆったり半日くらい歩いたでしょうか。
まあ、図書館や軽い昼食、画材屋さんや駅の高架や、そんなとこを寄りながら歩いたので半日と行っても大した距離ではない…筈なのですが…。
足が痛いです。
マメが!ふくらはぎが!死むー!!!

図書館で、本好きな人はカバンも好きだと言う話をしましたよー。
私図書館に色んなトートバックや手提げを持って行っているのでそういう話になったのでしょうが…。
・・・・・・・・そうかも。
少なくとも私は大好き!です。カバン。
あまり高くない範囲でたくさん持ってます。
図書館通いにいちばん活躍しているのは10年近く使用している今はなきジュディマリの販促用トートで防水で本を何冊入れても壊れない非常なる頑丈さで重宝。
そして今狙っているのがガルシアマルケス(ノーベル賞作家じゃないほう)のトートバックです!
可愛いんですよ!!カッコイイしー。
大阪のミナミにも直営店が出来たのです。れっつらごーです。



では、ほんれびゅを。


『アムネジア』稲生平太郎―――『アクアリウムの夜』からなんと15年ぶりの稲生氏の小説。(小説外のお仕事はちゃんとなさっていましたけどね・笑)
アムネジアとは記憶障害のこと。
正に主観が不安定かつ主人公の定まらない視線を表している表題であると思います。
舞台は80年代の大阪。バブルに揺れた大阪の裏側を切り取りながら、オカルティックなカードをばら撒き、今回も回収されないまま、読者が宙に放り出されたまま終わります。
路上死した男がぢつは何十年も前に死んだ男だった――ひょんなことからそれを調べはじめた主人公は次第に大阪の闇金融の世界へ、そしてオカルトの世界へ、そして狂気の世界へと迷い込みます。
ツギハギされる記憶。あるはずのない記憶。在らねばならない筈の記憶。
正にこれは『記憶』の物語だとも言えるでしょう。故に、『アムネジア』。
一級の幻想小説ではないでしょうか。
アムネジアアムネジア
稲生 平太郎

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『イツロベ』『テンダーワールド』藤木稟―――藤木女史の、これもまたある意味アムネジアな小説。
『イツロベ』は恐怖・伝奇小説として、『テンダーワールド』は近未来サイバーパンクSF小説として独立して読めますが、やはり続編…というかイツロベに対するアンサーとしての位置がテンダーワールドなので、一緒に読んだ方が良いと思います。
『イツロベ』はアフリカに医療ボランティアに行った医師がアフリカの創世と神秘と闇に触れ、帰国してから主観と現実がずれ始める恐怖、そして過去に犯したかもしれない情死事件を描いていて恐怖小説の意味合いが強いように感じます。
『テンダーワールド』はそれから暫くしてのネットワークが発達した未来。「タブレット」と呼ばれる端末型のコンピューターがなくては生活も出来ない状態で、汚染と破産で人が住むには厳し過ぎる環境となった未来の実験都市ラスベガスが舞台。
謎の連続殺人に関する事を調べるうちに奇妙な団体と奇妙な人間に触れる捜査員。それは創世につながるもの。
『テンダーワールド』に続く伏線は『イツロベ』にもちりばめられています。
朱雀十五シリーズとは違い、相当好き嫌いが分かれそうなのであまりお勧めはしませんが、引き込まれるのは確か。
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『アイの物語』山本弘―――ジュブナイル作家から本格SF作家として貫禄の出てきた山本弘の最新刊…といっても短編集ですが、半分以上書下ろしでこの流れ自体が一つの物語として成り立っているので良いかな、とか。
この物語は「愛」の物語であり、「AI」の物語であり、「虚数i」の物語であり、「私(I)」の物語。
素晴らしい、傑作小説ではないかと。
遠い未来、アンドロイドの語る千夜一夜。
人とは何か?ロボットとは何か?鉄腕アトムやアシモフの「われはロボット」に対する山本氏なりのアンサーではないかと。
中でも「詩音の来た日」「アイの物語」は傑作です。
アンドロイドを通して人間の愛を、情を、ここまで書き切った小説は今までなかったと言っても良いくらい。
山本氏はこれまでも一般向けの小説でも割とオタクとか萌えとかを盛り込んできてたんですが、今作で確信犯であったことが判明。
ただ、全ての元ネタがわかったらもっと楽しかったなーとは思った。
ぜひ、SFを読まない人でも一読を。かなり厚めの本ですし、1995円の価値は絶対にあります。
アイの物語アイの物語
山本 弘

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☆番外
ママンが暇してリリー・フランキーの『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』買ってきたので読みました。世間で言っているほど良いとは思えなかったけど、よく出来た小説だと思います。
それより気になったのが、なんか“オカン”が入院してた東京の病院って、描写からして恐らく私が入院した事のある病院では…。
本当に東京タワー、綺麗なんですよあそこの病棟。
夜はライトアップしてて綺麗だし、雨の日も雲が東京タワーに引っかかってるんです。東京タワーって綺麗だなーって毎日見てた。
一生分見たかもしれん(笑)。


>>拍手レス
いつもぽちぽちありがとうございます!
りょくさんー!
ふとももおっけー!(^_-)b(ビシイ!)
いいですよふとももは。細いふとももも、むちっとしたふともももステキです!
カナはボクサーなんで筋肉質の筈ですが。


今日の一曲:APOGEE「グッド・バイ」
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