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さーさーのーはーさーらさらー。
思いっきり曇ってます。
こんばんは和井ですー。

もう100冊も後3回。
今回も最後までよろしくお付き合いくださいませ。



61・マヌエル・ムヒカ・ライネス「七悪魔の旅」
七悪魔の旅
ムヒカ・ライネスの最晩年の作品は思いっきり脱力するユーモア小説でした。
アルゼンチンでは悪魔の人間に勝てないのかー。
最近は人間のせいで地獄も力なくなってヤバいからおまえら頑張って人間堕落させて来いと言われて人間界に来た七大悪魔が時を越え場所を越え、あらゆる有名な場所や人物に会っては何気に悪魔より人間のほうがタチ悪い話。
オチも面白い。
悪魔がまたいいんだこれが。和井はアスモデウスとルシファーとベルフェゴールが好きです。特にいっつも寝てる怠惰の女悪魔ベルフェゴールは何もしないのにトラブルメーカーという絶妙なキャラがイイっす。

62・フリオ・リャマサーレス「黄色い雨」
黄色い雨
すっごいツボだったスペインの作家。
死と喪失についてを廃村となった村の最後の一人の目から散文形式で語られる。
悲しみとか、そういうのじゃなくて、「なくなること、なくなっていくこと、虚無」についての小説だと思う。大傑作なのでぜひともリャマサーレスの「狼たちの月」も翻訳して頂きたいものです。

63・ボルヘ・ルイス・ボルヘス「伝奇集」
伝奇集 (岩波文庫)
ボルヘスはみんな凄く好きで特に本業の方の詩も好きなのですけども、やはり「円環の廃墟」「バベルの図書館」のインパクトでコレを選びました。
特に「バベルの図書館」はコンピューターが日常的に身近にある現在の状態では凄く面白いイマジネーションだと思うのですよ。
日本文学の歴々も「バベルの図書館」のオマージュとイメージ化については色々挑戦なさってますが未だコレを超えていないって言うのが凄いなあと。

64・ホルヘ・マリオ・ペドロ・バルガス・リョサ「緑の家」
緑の家
緑の家

大河小説の形態をとりながらも、時間・場所・人物を越える同時進行形式の小説の最初だと思うんですよ。
最近は普通にありますけど。
でも隅々まで理路整然としてるんで読みやすいんですよね。

65・ガブリエル・ガルシア=マルケス「百年の孤独」
百年の孤独
和井はガルシア=マルケス激ラブなんですよ!
特に新潮社で最近ガルシア=マルケスのを新装で刊行してるんで昔のも結構読めて嬉しい限りですよ高いけど。
やっぱこれはガルシア=マルケス的集大成な気がします。
ラテンアメリカ文学には全体的に言えますが現実=超現実的なところがあるのですがガルシア=マルケスは顕著ですね。
しかしコロンビアの環境そのものが日本から見ると超現実っぽい所がありますのでそれもあるかも。

66・ウンベルト・エーコ「薔薇の名前」
薔薇の名前〈上〉薔薇の名前〈下〉
えーと、いっぺん「フーコーの振り子」で挫折しかけたんですが。
でもいっぺん読んで損はない小説ですねこれは。
「薔薇の名前」も「フーコーの振り子」も一応ミステリーなんですよね。
ですが事件の本筋より知識とか歴史とかどんどん入ってくるんでどっちかって言うとそういう小説だと思わないと読めない…ちゅうか読みたいんだけどな…でも面白かったです。

67・イタロ・カルヴィーノ「宿命の交わる城」
宿命の交わる城 (河出文庫)
イタロ・カルヴィーノの小説は存在=不在、現実=超現実、フィクション=メタフィクションといったようなシュールレアリズムの形態っぽい感じがとても好きです。
みんな好き。
某ダンテだの某ウンベルト・エーコだののせいでイタリア文学=難解と言う偏見で固まってしまっていて読むのに時間がかかったのが勿体無い。
や、カルヴィーノも難解と言えば難解なんだけども、理解するって言うよりは吸収するって言った方が近い感覚的な小説群なんで読みやすいんだな。

68・ヨハン・ウォルフガング・ゲーテ「ファウスト」]
ファウスト〈第1部〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)ファウスト〈第2部〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)
私が持ってるのは新潮文庫版なんだけども、あっちはどうも絶版ぽいですね。
有名ですね。名セリフもいっぱいあるし、いっぺん読んでて損はないと思う。
なにぶんとても古いので冗長だし長いけど、実は起承転結がはっきりしてるんで読みやすいんですよー。暇なときに読むのにおすすめ。

69・フリードリヒ・ニーチェ「ツァラトゥストラかく語りき」
ツァラトストラかく語りき 上 (1) (新潮文庫 ニ 1-1)ツァラトストラかく語りき (下巻) (新潮文庫)

最近は新訳で読みやすくしたものもあるっぽいですが、私は絶対に!旧訳派です。
酷く読めないということもないと思うんだ。つか大学出てコレ読めなかったらヤバいだろうに(笑)。
ニーチェの中でも語り調でセリフおおいんで結構読みやすいんですよコレ。
私は普通に好きだなー。

70・エドガー・アラン・ポオ「ポオ全集」
ポオ小説全集 3 (3)
ポオ小説全集 3 (3)

和井は有名どころよりも「赤死病の仮面」「妖精の島」「ウィリアム・ウィルソン」とかの幻想系が好きだなあ。
ポオはなんちゅうか、原型。って感じがします。

+α・アントン・P・チェーホフ「桜の園」
桜の園 (岩波文庫)

さてさてラストはぐるっとまわってロシアまでやってまいりましたよ!(笑)。
チェーホフは短篇とか好きで、「犬を連れた奥さん」とかあと「かもめ」とか好きなんですけど、有名どころでコレ。
時の経ちかたってのをこういう風に描けるのはチェーホフしかいないんだろうなあ、って思います。

追記:よく見たら同じ番号が2つあると言うポカミスをしていて11冊になってましたorz
ので、書き直ししましたすいません!
しかしどれも好きなので、最後のチェーホフは番外と言う事で残しました。
和井八凪の101冊になる予定(…)。



今日の一曲:DOES「修羅」
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