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こんばんは、和井です。
今日のガリレオ見逃したーー!!ぐあっはああぁぁぁぁ。
見ていた家人曰く「トリックは原作通りだった」そうなのですが・・・。
ビデオにとっといてくれても、と言ったらママンはビデオのとり方が解らないことが判明。ちょ、おまー!
それで毎回私にとっといてくんね?とか言ってたのか。


風邪はすっかり良くなりました・・・・・・とは行かないんですが・・・・喘息なので・・・・でも普通に生活出来るようになりましたー。
よかった。



さて、止まっていましたが、ラスト、100冊!
最後までよろしくお付き合いくださいませ。



91・武田百合子「富士日記」
富士日記〈上〉 (中公文庫)富士日記〈中〉 (中公文庫)富士日記〈上〉 (中公文庫)
この方は本当に・・・・天衣無縫で無邪気で、でも女性で母で。すごいなあ、って思っちゃうんですよ。
他にも色々書いてらっしゃいますが、富士山麓に別荘を構えて夫である泰淳氏を看取るまでの日々を書いた本当の日記であるこれが一番好きです。娘である写真家の武田花さんもそうですが武田一家は本当に才能に恵まれてたなって言うのと、その才能を見出した文豪武田泰淳は凄かったんだなってってつくづく思いました。

92・ヴァージニア・ウルフ「オーランドー」
オーランドー (ちくま文庫)
ヴァージニア・ウルフと言えばイギリスの文豪にしてウーマン・リブ小説の走りみたいに言われてますが、私は結構そうでもなくウルフ作品として凄く好きです。
「灯台へ」「ある伝記」などのマジメ(?)な小説群も好きですがやっぱり一番好きなのはこれ!
オーランドーという架空の人物の一代記を悪ふざけと皮肉たっぷりに仕上げた非常にイギリス的な作品であり、ウルフの茶目っ気が生きてます。
オーランドーという才能と金と地位に溢れた美青年がある日ある事件を切っ掛けに女になっちゃってでもそれも結構楽しんじゃってみたいな。
オーランドーの肖像画とかまで作って入れちゃったりとにかく読んでみて!見たいな。

93・レイモンド・カーヴァー「カーヴァーズ・ダズン」
Carver's dozen―レイモンド・カーヴァー傑作選
アメリカ現代小説に於いてブルーカラー小説を確立したレイモンド・カーヴァーの作品は皆好きですが、しかし全部が好きすぎて大変なのでカーヴァーの12(カーヴァー’ズ・ダズン)をあつめたコレを。
カーヴァーの作品はどうしようもない人々がどうしようもなくどうしようもない立場に立たされているのが多いのだけれど、でもカーヴァーはそれを肯定も否定もしないで見ている。
この中では「ダンスしないか?」「ささやかだけれど、役に立つこと」が好きです。

94・永井荷風「墨東綺譚」
〓東(ぼくとう)綺譚 (岩波文庫)
字が出ねえー!!
永井荷風が廃れる日が来るなんて思っていなかったけどまさかここまで廃れているなんてびっくりだ。
「断腸邸日乗」があまりにも有名だけれど、この過ぎゆく日々と身を売る女性たちとを描いた短い小説が、大好きなんです。
新藤兼人の映画も良かったですよ。ぜひぜひ、併せてご一見を。

95・A・デュマ「ダルタニャン物語」
ダルタニャン物語〈第1巻〉友を選ばば三銃士
復刊おめでとー!!
ほんっと、物語の原点って気がする。
全11巻+外伝、頑張って読んでみてください時間があるときに。
でも長い、って気がしないんですよね、一気読みしちゃう。
映画「ナインスゲート」の原作「呪いのデュマ倶楽部」(映画とは完全に別物)もすごく面白かったけど、デュマを知っていればこそもっともっと面白かったし。ちなみにこちらも文庫で出てるらしいのでお勧め。

96・ジャック・フィニイ「ゲイルズバーグの春を愛す」
ゲイルズバーグの春を愛す ハヤカワ文庫 FT 26
ジャック・フィニイ 福島 正実
4150200262

いやもう、私フィニイは大好きで大好きで。
それにしようか散々悩んだんですけどこれで。何遍読んだか分からない。もう文庫本ボロボロ。
J・フィニイのノスタルジア、突飛な面白さやオチは最高で。
特に表題作は本当に、短い話だけれど感動しました。

97・グレッグ・イーガン「祈りの海」
祈りの海 (ハヤカワ文庫SF)
イーガンは最近は「宇宙消失」「万物理論」などのガッチガチなハードSFを書いていますが私はこちらの短編集も好きなのです。
全編に、「存在とは何か」を問いかける、そんな短編集です。

98・大槻ケンヂ「新興宗教オモイデ教」
新興宗教オモイデ教 (角川文庫)
新興宗教オモイデ教 (角川文庫)
オーケンはエッセイとか有名だけれどライトノベル作家のバイブルとして隠れて有名なのがこれです。もうずいぶん前の話なんだよなあ…。あ、世代の隔絶が。
オーケンのエッセイや青春小説も好きだけどエグイファンタジーっぽい小説も好きです。

99・滝本竜彦「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」
ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ (角川文庫)
オーケンが来たのでこれも。
私はとても好きなんだこれが。人間には生涯一冊しか書けないものってのがあるけれど、滝本竜彦にとってはこれがそうなんだと思う。
人間だれもが抱えるものを「チェーンソー男」に置き換えて、続いていくものを書いてる気がします。
中二病、大いに結構じゃありませんか。中二病にもなれなくて若くして死んでいった友人やあまりに人生ハードすぎてなれなくてそりゃもう大変な友人見てるとほんとそう思う。
しかしこれ、年明け映画化だそうですがどうなんだろマジ。いや、みるけどさ。

99・酒見賢一「後宮小説」
後宮小説 (新潮文庫)

これまた有名ですよねえ。アニメ「雲のように風のように」の原作でもありますがアニメの原作にはどーよ的内容なので(後宮の目的は基本子作りですから)アニメとはずいぶん違っていました(アタリマエ)。
広葉人気ですよねえ。私はセシャーミンも好きなんですけど。
酒見さんの中国小説はすごく好き。緻密な調査に基づくしっかりした土台に酒見さんの筆力が合わさって素晴らしいと思う。「墨攻」「周公旦」「陋巷に在り」などなど・・・・・。どれもお勧めです。

100・中勘助「銀の匙」
銀の匙 (岩波文庫)
中勘助の少年時代を描いた半生記、みたいな。
本当に素晴らしい。これほどまでに透明な筆で書けるものがあるのかって思った。追憶というものを美しいと思ったのはこれが初めてだったりする。
とにかく私がわやくちゃ言うより読むが勝ちです。短いし。



さてさて、これで一応和井の100冊も終了でございます。
お付き合いくださり、本当にありがとうございました!!!
コメント下さった方、拍手ボタン押して下さった方、背中押してくださった皆々様。本当に感謝いたします。
そしてこれからも私の乱読は続きますー。




今日の一曲:Paradise Lunch「Gun’s&Roses」
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