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ものすっごくおまたせしましたああああああああああああ!!
5周年キリリク、chunさんのリクエスト「冲神で文か絵」とのことでしたので絵にしようと思ってchunさんの素敵銀さん&神楽の前に撃沈したので文にしましたー。
つか、短っ!
背中がかゆい!かゆいよ!自分で書いておいていうのもなんだけど!
でも沖神は銀魂の中でも一番好きなコンビなんだ!こう、もどかしそうなのがいいんだ!
と、言う訳で良ければお持ち帰り下さいませ。リクエスト有難う御座いました!









『初恋の前には亀の歩みだってまだ早い』






てくてく歩くミニサイズ。
ピンク色のお団子頭に大きな傘のチャイナ娘。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・最近妙に気になるガキである。





「今日という今日は決着を付けてやるネ!」
「そりゃあこっちの台詞さァ、チャイナ娘。吠え面かいても知りゃしねェぜ?」
「それこそこっちの台詞アル。ドSの分際で私の前に立とうなんて100年早いって事を思い知らせてやるネ!」


しかしここは天下の公道のど真ん中。
方や真剣、方や傘。
しかも真剣持ってる方は国家警察・真撰組の上位を示す制服着てる訳で、

「くぉらあああああああ!」

すぐ邪魔が入る。

まあ、傘っつってもありゃ戦闘種族・夜兎の持つ武器で、並の剣より堅く、マシンガンになると言う中々のリーサルウェポンであるのだが。

「総悟ぉぉぉぉ!やるなら余所でやりゃあがれェェェェ!って、ぐほぉッ!?」
ウザい上司は黙らすに限る。
今日は更にもう一人、真撰組の局長が仲裁に入ったのでお流れになった。
実に惜しい。






「ねえ、銀さん…」
その様子を見ていた眼鏡に袴姿の地味な少年が隣の銀髪の矢鱈と目立つ割に矢鱈とやる気のなさそうな男に声をかけた。
「あの二人、よっくもまあ、毎回毎回、顔合わすたんびに喧嘩できますねえ。飽きませんかね?」
その言葉に対してこれまたやる気無さそうに、
「ぱっつぁん、そりゃ無粋ってもんだろーに」
「・・・・・・はあ?」
「ありゃー、なんだ、好きな子ほどイジメたくなるってやつだろ。青いねェ」
「いや、そんな感じですか?もっと殺伐としてる気がするんですけど!」
「そりゃお前ェ、あの最強天然神楽とあのドSだそ。普通の喧嘩にゃ成るめえよ」
銀時の、やる気無いんだか有るんだか、妙に親心入ってるような言葉に首をかしげる。
「あの沖田さんな時点で全てがそっち方面に行かないような気がします…」
「ああ、俺もだ」







次の日。

顔合わせればやっぱり喧嘩になる。
寧ろなるべくチャイナ娘に会えるようなルートを無意識に選択しながら歩き回っている自分に、勿論沖田は気が付いて居ない。
職務なんぞ初めから放棄しているし、今日はチャイナ娘にくっついて居る二人は見えない。

(・・・・・・・・・・・・ラッキー)

と考えた直後。
自分の思考に理解が出来なくなった。
(ラッキーってなんだラッキーって。居ようが居めェがやるこたァひとつでイ)

気を取り直して。

「まァたウロウロしてんのかイ。暇だねェ」

いつもならここで食って掛かると言うのに反応はなかった。

「・・・オイ」

「・・・・・・・・・暇なのはお前アル。相手している暇は私にはないね。どっか行くアル」

非常につれない返事、更に元気もない。
イラっとした。

「随分な台詞じゃねえかイ。そっちは忙しいってのかイ?」

そんな言葉も一向に介さず、神楽はとぼとぼと言っていい足取りで歩き出す。


・・・・・・人の弱り方にはすぐ気が付くS気性を無限大に発揮しなくても、これだけ弱ってりゃ気が付こうというもんだ。

何かあったのだろうか。

(ま、このガキンチョのこったから、大した事じゃねぇのは判りきってるけどねェ)
気になる。
ので、後をつけてみる事にした。



ピンクお団子頭を俯け気味にしてまるで地面を親の敵のように睨んで歩く。
何かを探しているようにも見えるが、おっそろしい視線と本人のへこみ具合のせいでさっぱりと訳が分からず、気が付いた時には既に町外れまで到着してしまっていた。


道ばたで三角座りをしている神楽に、視線を落とす。
もう日が傾き、独特の赤い色を満遍なく町に晒している。
思わずついてきてしまったが半日つぶしてしまった。
副長の嫌みと局長のお説教は覚悟しなくてはならないだろう。

そして、気が付いてしまった。

(あ、髪留め、)

髪留めが、いつもの髪留めではなく見慣れないものだ。
(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・しょうもねー)
まあ、このがきんちょも女の子であったと言うことなのであろうか。
気が付いたらちびっこい頭に手を置いていた。
「くだんねェ事で落ち込むねェ」
「何えぐい事してるアル。便所から出た後手ぇ洗ってねえだろテメー」
「洗ってらァ、そりゃもう●ューズでがっちり洗って大抵の菌は全滅さァ」
「頭がミュー●くさくなるからどけるアル!」
「どけろって言われてどける奴ァ腰抜けだィ」
「お前は腰抜け通り越して人間失格アル!」


何だかいつものやりとりになっていた。
でも、元気のない神楽などというレアだが気分の悪いモンを見ているより、ずっとマシな気がするものだから、おちょくり続けた結果、また喧嘩へと発展した。






それから更に数日後。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん?」
寝起きで天パー頭が更に天パーな銀時が郵便受けに発見したのは差出人のない封筒。
その中には数日前に神楽が無くしたと言っていた髪留め。
暫くその封筒を見つめていた挙げ句、

「・・・・・・・・・ま、亀の歩みなりに発展はしてるのかねえ」

その髪留めを神楽に手渡すべく、万屋の中へと戻っていく。
少なくとも神楽は喜ぶだろう。




因みに総悟は勝手に新撰組隊士を動かして大捜索をさせたかどで始末書を言い渡されて更にそれを土方に押しつけて逃げ、刃傷沙汰に発展したと銀時は後で聞いた。




                       了?
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