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こんばんは、和井です。

最近夜12時頃になると眠くてたまらなくなって眠ってしまい、そして朝は6時半にアラームもなくキモチヨクぱっかり目が覚めます。
喜ぶべき事なんでしょうが…何このがっかり感?
最近学んだ事→少々不健康っぽい方が若者ぽい。

そんで、さっきテレビ見てたらガンダムユニコーン、アニメ化ですと…!?
あのあの、すげー難しくね?いや、わかりやすくはしょると思うけど、これってファーストガンダムの世代の人向けですよね?ある意味ターゲット幅めっちゃ狭そうなんですけどねー。
ってか、監督古橋さんー!!!???マジ!!??ごっさに気になる!!!




さてさてほんれびゅ~!!久しぶりです。つかブログ自体あんまり書けなかったからな!時間なくて!!(涙)。

「ハーモニー」―――――伊藤計劃
ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
まずはお悔やみを。
もう随分とガンと闘いながら、それでも素晴らしい作品を生み出し続けていた伊藤先生。先月とうとうその戦いに終止符を打たれました。闘病の辛さは半端なかったろうし、再発と言う事もあり、精神的にも凄くお辛かったと思う。
でも、伊藤先生の姿勢はいつでも前向きで、多分最後まで希望は捨ててなかった。ブログが更新されなくなった頃からもしかして、とは思ってたけど、本当にギリギリまで書いていらした、その姿勢を見て私は何度勇気づけられたか知りません。ご冥福をお祈り申し上げます。先生のブログ第弐位相

では、気を取り直して感想です!
これはもしかして前作「虐殺器官」のその後の話になるのかな?って言う感じの、医療が完全に発達しきって人間が脳まで完璧に管理された世界のある意味でのユートピア≒ディストピアSFの傑作。
人間の調和(ハーモニー)の可能性と危うさについてって感じ。
そんな社会で13年前にミァハという少女と死のうとして助かってしまったトァンと、その友人のキアン。
その後に起こる物語。
エヴァ世代に向けてあえて書いてるエヴァ的要素結構もあったり(オタクなら分かるネタもいくつか)。
ていうかハーモニーって人類補完計画ですよね…?
ラストは意見が分かれそうですね~。全編、htmlによく似たetmlという架空のタグのなかで物語が進み、ラストでその意味が明かされます。
方法論については、虐殺器官もそうだったけど、アスペルガーや高機能自閉症のような特殊な脳の構造の人間にはおそらく当てはまらないのでつつけば穴も結構あるのですけど、全体のスピード感や盛り上がりなんか凄く面白かったし、病院の中にいた作者だからこそ感じたであろう切実さみたいなのを感じました。
病院や闘病中の方が読むとイーッ!てなったり鬱になったりするかも知れません(笑)。
映画のエヴァ:破見るとき一緒に読んでもいいかも。


「草祭」―――――恒川光太郎
草祭
恒川さんは「夜市」とかの頃からその幻想とか箱庭的異相世界が好きだったんですけど、これは抜群に完成度が高かったです!!
少なくとも私は一番好みかも。
小さな架空の地方都市「美奥」を舞台にしたオムニバス短編小説。
神様とか神話とかおばけとかいうものが姿を見せるわけでなくただ朧に、幽かに浮かび上がる感じが良いです。
展開は結構容赦なかったり後味悪かったりしますけどねー(笑)。
どれも少しづつリンクしてて私が一番好きなのは「朝の朧町」かなー。
とある一人に老人が頭の中に作り上げた箱庭の町に出かけるってイメージは相当好きです。
その箱庭の町の成り立ちと滅び。
表紙の装丁絵がとても好みで、多分これは朧町の風景なんですよね。
全編に流れる人の心の中にある仄暗い感じは好みが分かれそうですが、葉介ファンはおすすめです。


「エンジン・サマー」―――――ジョン・クロウリー
エンジン・サマー (扶桑社ミステリー)
何気なく読んだら物凄い好きすぎる世界だった。
遠未来の独特の文化を持った多分アメリカ。現在使われてる言葉が訛って別の意味で使われてたり、物とかが遺跡として利用されていたりする世界。
その中での一人の少年の切ない恋と喪失と夏の物語。
兎に角ありとあらゆるものが織り込みまくってあって、その力があれば是非とも原書で読みたい小説リストにぐいぐい入ってます。っていうかこれ翻訳した大森望さんすげーよ!
何度も何度も読み返さないと細かい伏線や小さなエピソードは発見できずらい小説ですね。私も結構時間かかって読みました。
でも私、その何度も読み返さないと行けないタイプのSF(ジーン・ウルフとか)かなり好きっぽいです。
主人公の少年が記憶媒体のクリスタルに向かって語りかける物語の形式をとり、第一部が一つ目のクリスタル、第一章が、第一の切り子面、という形式をとります。
ネーミングセンスも好きすぎる。主人公の”しゃべる灯心草”その幼なじみで恋心を抱く不思議な少女”一日一度”、父親”七つの手”、彼の教育係である”絵の具の赤”。
そのほかにも”系”と呼ばれる不思議な系統とか、旅をして流通を行う一族とか、凄い世界。馴染まないと相当つらいけど(笑)。
兎に角ラストのオチが圧巻。凄い。泣きますよ、これ。
天と天使に憧れる少年の行く末が…。猫好きな人も読んで下さい。でかい猫が沢山出てきます。
ちなみにこれでジョン・クロウリー世界にハマって「リトル、ビッグ」も読みました。凄かった。
もっと翻訳されへんかなあ。



今日の一曲:flumpool「花になれ」
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