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こんばんは、和井です。

久々にキタとミナミに遊びに行きました。
激安店での買い込み(ドラッグストアとか、日用品とか)がメインだったんですけど、映画を見たり、カフェへ行ったり、本屋へ行ったり、CDショップへ行ったり、眼鏡フレームを見たり。
フランスの眼鏡フレーム素敵ですよ!!ちょうどユーロ安いし!


見てきましたよ、是枝監督の最新作『空気人形』!!
私は是枝監督の作品は大好きで、全て見ています。
TV時代の作品も見ました。

是枝監督の世界は、優しくて、暖かくて、美しくて、容赦がなくて突き刺さるように辛くてひりひりしながら届きます。

今回も例に漏れず。
しかし、是枝監督初めての原作付き作品という事でしたが、原作がわずか数ページの掌編なので、原案のみでほぼ是枝裕和オリジナルって言った方が近いかも。
しかも今回は久々にARATAが重要ポジションで出演、ってことで、すごく、すごーく見たかったんですが・・・・・・・。
今までノーチェックだったペ・ドゥナの凄さに惚れました。
人形の無機質さを演じながらも得ていく表情のあどけなさと悲しさ。
「私は、空気人形。誰かの代用品。」というモノローグの悲しさ。
あえて一つだけけちをつけるとすればペ・ドゥナはスレンダーで少女っぽすぎるので人形役としてはいいかも知れないけど、ちょっと色気に欠けました・・・・。もちょっと肉感的でも良かった気がするが・・・・。

モノが空気人形=ラ●ドールなんでまあ、そういうお話だし、そういう描写も沢山あるんだけど、あまりにはかなく、無機質でありながら恋することを通じて「生まれる」「死ぬ」事を理解して、二度と自ら空気を入れずにただ一度の生を全うして生きる事を決意するシーンが滅茶苦茶良かったです。
それに空気人形という、人間ではないものを通して東京に生きる”からっぽの人々”を丹念に、丹念に描いた事によってあんまりそういう性的な感じはしませんでした。
エロティックと言えば、やっぱ引っかけて空気の抜けた人形に片思いの彼が空気を吹き込むところ。
エロいです・・・・・・・。あの空気はエロいです・・・・・。

これも毎度の事ですが、空気人形の純愛より、空気人形が出会う空っぽの人々の事を丹念に描いていたせいか、流れる時間=空気って感じもしました。

そんな中、絶望した人形が訪ねるドール職人のオダギリジョーがすっごく異色で、暖かくて、転換点でありながらちょっと異界っぽくも感じたり。
オダギリジョーがあんま尖ってなくて全てを受け入れる感じの助言者的役割って、珍しくね?

しかし、空気人形と人間の愛の結末は・・・・・・・・切なすぎる・・・・・・・・・・・・・・・。
あまりに悲しすぎるラストは、でも最後の”息”で誰かと誰かが繋がることを暗示してて、希望の持てるラストでした。

でも、悲しいなあ・・・・・・・。


こういう寓話っぽいのってひさしぶりっつか。
金曜日だから結構人がいたんですけど、『花よりもなほ』とか『歩いても、歩いても』で是枝作品に触れた映画ファンとかはなんか微妙な顔して帰って行ったり、カップルで見に来てた男女なんかかなり微妙な顔して帰って行ったりしてました(笑)。



今日の一曲:KELUN「一人分の愛」
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