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おはこんばんちは、和井です。

やっと、年賀状終わりましたー。
今年はがんばって切り絵しましたよー。虎の絵は気を抜くと猫になります(笑)。
フォトショって、便利ですよね・・・・・・。
最近やっと、本当にやっと、ほんの少しエレメンツの使い方覚えてきまいた・・・・・・・・遅いよ!!


さてさて、2009年もあと僅かですね。
拍子木の音が年末を感じさせます。うちも行かないといけないんですが。


では、本レビューです。

『モーフィー時計の午前零時』―――――若島 正/編
モーフィー時計の午前零時
日本ではめずらしい、チェスの短篇アンソロジー。
SF、ファンタジー、ミステリーとよりどりみどりの詰め合わせ。
私も一度『鏡の国のアリス』を読んだときにちょっとやったことがあるんで、チェス出来ないことはないんですが、奥深さに感動。
日本にも詰め将棋とかあるけど、チェスのプロブレムは本当に・・・・なんつうか・・・・・。
将棋とチェスは本当に似て非なるものだなあ・・・・・・・・・・・と。
私は毒とユーモアとSF素材で魅せるジーン・ウルフの「素晴らしき真鍮自動チェス機械」、人間の命運がかかってる大戦にも関わらずなんとも暢気でユーモアのある妖精達の出てくる「ユニコーン・ヴァリエーション」、チェスの打ち手から人間の不気味さをえぐり出す「必殺の新戦法」が好きでした。
チェスの奥深さに感動しつつ、のんびり楽しめる良いアンソロジーですねー。


『訪問者』―――――恩田陸
訪問者
これの前に「六月の昼と夜のあわいに」読んでたんで、やっぱ恩田陸は長編の人だなあ・・・・・・と確信ましたよ。
でも短篇の体力と技術って超長編を上回ると思ってるので、それはそれで人には向き不向きがあるのでしょうねー。
今回は非常に恩田陸らしいとある田舎の洋館でのクローズド・サークルものでした。
何人かの訪問者ごとに章が別れ、人が訪れるごとに視点が変わるので真実が二転三転。
閉ざされた洋館で繰り広げられる会話劇と疑心暗鬼。
ラストの複線の回収の仕方と、読み終わった後の居心地の悪さは実に恩田陸らしい感じで良かったです。
探偵役を務めたプライベートアクター、小野寺くんのキャラが非常に良かったので是非とも彼を使って連作化して欲しいですね~~。

そういえば、私は演劇でも映画でも小説でもそうなんですが、非常に会話劇が好きです。
漫才でもレッドカーペット的なお手軽に楽しめる一発芸やらなんやらも好きなのですが、やっぱり基本はしゃべりが面白いのが好きです。しゃべくり漫才っちゅうやつですな。
その辺が恩田作品の意地悪な会話劇が好きな一因なんだろうなあ。


『ジョーカー・ゲーム』―――――柳広司
ジョーカー・ゲーム
スパイ小説の体裁を取りつつのミステリ短編集。
私は表紙イラストを描いている森美夏さんのファンでして、「トーキョー・プリズン」をジャケ買いしましてそれからこちらに行きました。
森先生、結構柳先生の小説の表紙イラスト描いてらっしゃいますが。
柳先生はすごーく緻密なミステリーを得意とする方なのでスパイ小説と言うよりは特殊な条件に置かれた人間達による群像的短編集って感じのイメージのが強かったです。
でもさすがというかなんというか、やっぱ上手い!最後までガッツリ掴む感じは名人芸に近いものがあるかも。
機関のボス・結城中佐のキャラもめっちゃ好きなので続編の「ダブル・ジョーカー」も読もうと思ってます。


今日の一曲:トクマルシューゴ「Alaska」



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